節約はほどほどに

去年、家を買った。

ローコスト住宅で建てれば3分の1くらいで建ったかも知れない。

だが、安いってヤツは訳がある。

 

例えばこんな訳

・素材自体が安い

・断熱材とかが薄い

・強度は基準ギリギリ

・土地が悪い

 

どれもヤバイが、土地が悪いのは最も怖い。

埋立地、沼地、湿地、低い場所…駅から遠い以上に災害時に命の危険すらある。家を失うことだって…。

ここだけは建物含めて全部に影響出るので妥協したら負け、地域の水害マップとかを見て買うべし。

 

あとは耐久性、メンテナンスしまくる素材は避けよう。例えば壁の塗り替えは足場組むだけでも高いので100-200万はするだろう。

 

デザインとか後にして、現実を見て余裕があったらいいものを、基礎がダメなら基礎の上が総崩れになるのだ。

 

あとは広すぎても管理辛いし、天井高いと開放感あるけど冷暖房効きにくい。低すぎる天井は精神的に圧迫されるから程々に。通常は2.4m-2.5m、こだわれば2.7mを標準天井に出来るが、骨格のしっかりした鉄骨で実現するのがやっとらしい。必要な人は積水やダイワでご相談が良さそう。

 

話は戻るが、ローコストで建てるとひどければ冷暖房費が余計にかかる上にメンテナンスがコストかかり、ガスと電気と妙な併用してるので月額も上がる。太陽光なんて載ってないからランニングコストは断然高い。

彼らが言うローンの返済は安いかもしれないが、ガスや電気代、メンテナンスは酷いと別に後でローン組むのでシャレにならない…。

見積もりもいいが、含まれてるコストは下手すると大手の方が広範囲なので安いかもよ?

 

自分は命と広範囲のコストを重視して支払ったが、どっちがいいかはわからない。

少なくともなるべく安心な選択をし、家族を守る場所は作ってあげるのが夫として父としての役割だと思った。